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マルエスの取り組み

当社のDXにおける取り組み

トップメッセージ

株式会社マルエスは、菓子・珍味の製造販売を⾏っています。
近年の働き方改革の推進や少子高齢化による作業者不足などの 問題は、とりわけ食品製造業で深刻化していることもあり、生産性の向上が急務となっています。製造記録や現場への納入記録、品質検査の結果の記録の管理、在庫管理など、お客様のニーズに応えつつ、作業時間の短縮や作業人員の削減を実現させるためには、デジタル技術を活用することは、もはや必要不可欠となっています。これからも、お客様に選んでいただけるよう、他社との差別化を図るためにもデジタル技術の活用を進めていかなければなりません。

当社はIT化を推し進め、担当者が手書きで作成し管理していた製造情報や出荷予定、 試験結果をデジタル化し自動で各情報を連携できるようにする事で製造業務改善と残業削減等の働き方改革を達成してまいりました。しかし、近年の人手不足をはじめ、円安や原材料高騰の影響など経営に大きな打撃を与える課題を解決し、現場の期待効果に 応えるためには、一刻も早いDX導入の決断が迫られていると考えております。よって、 当社はさらにDXを加速させ、進化し続けて参ります。

既存システムを新しいクラウド型システムへ移⾏するなどして、各部署でのデータを全社で共有、見える化し、業務改善のスピードの向上を目指し、また製品の使用状況・環境を分析し、顧客ニーズを把握することで、新たな製品・サービスを開発し、顧客満 足度の向上を目指します。また、原材料・半製品・製品一元管理システムとしてのバーコード生産システムを導入することで、適確な原材料の発注・管理や適正な在庫管 理を実現し、フードロスの削減や高騰する原材料対策にも寄与していきます。また、AIを搭載したロボット導入による、人員削減・人的ミスの削減や、これまでの紙を媒体と した記録・保管方法を、ペーパーレス化を進めることでコスト削減につなげていきます。 

そのためにこの「当社のDXにおける取り組み」を定め、社内外の皆様に公表するとともに⽇々実践してまいります。

2023 年 12 ⽉ 1 ⽇
株式会社マルエス
代表取締役社長
田中 稔朗

DX 推進指標

当社は年間 100 ~ 300 万の DX 推進に関する費用を投資し、基幹システムの新クラウドシステムへの移行、 原材料・半製品・製品一元管理システムとしてのバーコード生産システムの導入、DX人材の育成等のDX推進にDX推進チームを中心に取り組んで参ります。

  1. 基幹システムの新クラウドシステムへの移行
    2027 年 7 月までに基幹システム 受発注管理・販売管理・生産管理・配送管理・在庫管理を新クラウドシステムへ移行する
  2. バーコード生産システムの導入
    2025年6⽉までに原材料・半製品・製品一元管理システムとしてのバーコード生産システムを導入する
  3. 業務システム向上のための人材育成
    2027 年 7 月までに 10 名の人材を育成する

DX 推進体制

当社は、以下の組織により DX の推進を強化していきます。 DX 推進チーム(各部門から人材を結集した委員会組織)

DX 推進体制

DX 人材育成

デジタル技術を活用し、業務改善を⾏うことができる人材を社内で育成するため、定期的に社内教育を実施します。

  1. 外部講師を招き、 DX に関する講習を定期的に⾏い社長と DX 推進チームが中心に参加する。学んだ内容から DX に関する課題を全従業員に向けて設定し社長が取り組み状況を評価することで DX 推進の共通認識をもつ人材を創出する。
  2. 課題を通して各部署で業務の自動化、 IT スキル向上を⾏う。
  3. システム利用者の育成・マニュアルの整備、社内勉強会により、業務システム活用のスキルアップをする・iPad 、ハンディターミナル等の IT 機器の適切な取り扱いを学び IT リテラシーを身に着ける。